英会話サークル

2週間ぶり。参加者6名。これくらいの人数が,ひとつの話題をみなで共有できる限界のように思う。
恒例の各自報告では,まずN美さんが遠野訪問の話を発表。そこからカッパ伝説や座敷童の話題が広がった。先生がカッパに関する知識(頭の皿の水が乾いたら死ぬ,キュウリが好き,相撲が好き等々)を披露し,Anybody know something else about Kappa?と質問してきた。そこまで言ったらやはり尻小玉の話しかないと思ったが,英語で説明するのに窮するのは目に見えているので躊躇してしまった。ふと周りのメンバーを見回すと,みな微妙な面持ちである。ああみんな同じことを考えているねと推測する。イノセントな表情の先生と,怪しげな表情を浮かべるメンバー。異様な一瞬であった。
その他,Y子さんは息子さんが空手を始めたという話,E美さんは幼稚園の遠足の話,J子さんは自宅の煙突掃除とバーベキューの話を報告。そこで,自宅の庭でバーベキューをする際,隣近所にどの程度気遣いをするかということが話題になる。しかし,盛岡は都市圏に比べると土地的に恵まれている分,ウルサイ・ケムいといった苦情はあまりこないらしく,みなそう気兼ねなく楽しんでいるとのことだった。
T子さんは田沢湖に行った話を報告。しかし,単なるレジャーとしてではなく,ご主人が自分のアマチュア無線仲間と集まりに参加するのについていっただけなのだという。ほとんど一日奥さんが子供の面倒を見,ご主人はいっしょにお昼を食べたくらいだったんだとか。それでも本人は,家族を連れて行っているだけいいだろうという態度なので,悩んでいるらしい。そこで,夫に自分の趣味と子育てを両立してもらうにはどうしたらいいかという話に。T子さんのご主人のように,自分の趣味優先で突っ走る人もいれば,酒・煙草・ギャンブルはおろか趣味と呼べるものは一切なく,主体的に子育てに関わろうとする人もいて,同じ「お父さん」といってもさまざまだ。その人自身の生育環境によって左右される要素が大きいので,話合いの余地はあるだろうが,どうしようもない部分があるのかもしれない。しかしJ子さんが,子供も中学になると親の企画するイベントなんかについてきてくれなくなるから,子供の小さいうちはある程度趣味より子育てを優先した方がいいよぉというアドバイスをして,その場は治まった。
今回は,それぞれの話題で盛り上がり,2時間があっという間に過ぎてしまった。ほとんど時間切れになったところで,自分に順番が回ってきたため,カメ脱走の話をちょろりと報告。焦ってしまい,3割くらいの出来。いったいどれだけ修行を積めば,スムーズに話せるようになるものか・・。まあ,日本語でもスピーチは苦手なのだから,ある程度しょうがないだろうけど。なんとか少しずつでも改善していきたいものだわ(と地面に向かって呟く)。