息子の英会話教室見学

子供英会話教室の参観週間で,娘に留守番をさせ息子の授業を見に行った。先生は昨年に引き続き,NY出身の日系人女性(推定30代)。生徒の人数が5人から3人に減ったためか,子供たちの発言する機会が増えたのはよかった。しかし,相変わらず暗い雰囲気なのが気にかかる。最上級クラスだから,授業内容が難しくなってきてやむを得ない部分もあるのだろうが,以前臨時で他の先生から教わったときは授業がとても楽しかったというだけに,やはり彼女のキャラクターや授業の進め方に問題があるのだと思う。両隣の教室から兄ちゃん先生たちの明るい声と子供たちの笑い声が聞こえてきて,余計そう感じてしまった。
授業は,日時の確認,昨晩何をやったのかという簡単な質問から始まった。それも "What did you do yesterday evening?" → "I read a book." とかだけで終わってしまう。息子に訊いたら,ほとんど毎回同じ答えしかしてないという(泣)。"What kind of book did you read?" とか "How was it?" とか,もう少し会話が弾むような突っ込みでもしてくれよというところだが,このレベルの子供たちにそれを求めるのは酷なんだろうか。。
その後は,先生が宿題チェックをする間,子供たちが英語双六をする。宿題チェックは各自のワークブックにコメントを書き込んでいるだけで,その場で特別な指導はない。
それから男女に分かれ,"アウ" (ow/ou) と "オー" (au/aw) でフォニックス単語集め競争。男二人組vs女一人の競争なのだが,女子の圧勝。息子の隣にいた男の子は,一生懸命 crow とか yellow ,snow などと書いていて,質問の意図が理解できていなかったようだ。彼は半年前も同じことをやっていて,あれからずっとフォローできてないままじゃないのかと訝ってしまう。このゲーム以外でも,子供たちの語彙力や理解力などで明らかに力の差があるのを感じた。できる女子の母が隣に座って見学をしていたのだが,複雑そうな表情だ。最後はカードを使った英語双六。これも決まった質問と答えだけで,突っ込み無し。
いろいろと感じるところが多かったが,娘に留守番をさせているので突っ込んだ話は出来ず,とりあえずアンケート用紙には「もう少し明るい雰囲気作りをしてもらえないか」とだけ書いた。明日は娘の参観があるので,その際こちらの希望をまとめて伝えようと思う。