ティーパックの能力

小皿三種

昨日までの五月晴れに替わって、今朝はどんより気味の天気。ペットの世話だのゴルフ打ちっぱなしだのでぱたぱたしている夫がいないせいか、朝はのんびり9時に起きた。
彼の留守をいいことに、朝食はイタリア人みたく甘いパンにする。プラスHEINZのガーリックポテト、スープにヨーグルト。
目覚めの一杯はティーパックの簡単紅茶だ。自分が一杯目を取り、同じティーパックで息子の分を淹れる。彼の友だちKくんは以前、四杯は使いまわすと豪語していたが、この堅実さが岩手経済を下支えしているのかもしれない。我が家では、大人二人が渋め好きということもあって、ニ杯で打ち止めにしている。ただ、一回使用したパックをちょい置きしておくのに、これまではpyrexのプリンカップを使い、シンクそばに置いていたのだが、シンクがダイニングから丸見えということもあって、なんだか所帯臭いなぁと気にかかっていた。夫がゴミにしか見えないよと言って、せっかく取り置きにしてたティーパックを度々捨ててしまうのも悔しかった。
そこで今日から試験的に、あまり出番のなかったチビ鉢を専用皿にして、テーブルに置くことにしてみた。これだと少しは、何気に置いてますという雰囲気を醸し出せるのではないだろうか。金沢・東京時代、陶器屋にせっせと通い、こうした変形小皿をいくつも買い込んでいたのだが、日常なかなか使いまわせずしまったままになっているものが少なくない。使わないものを後生大事に持つのは辛いので、何とか使いまわそうとしているのだけれど、こうして写真に撮ってみると、かえって貧乏臭くなっているような気もする・・(弱気)。とほほん

写真解説:ベルマーク入れにされた藤井敬之さんのニ彩小鉢、アクセサリー入れにされた巳亦敬一さんのガラスぐいのみ(?)、そしてティーパック皿にされてしまった山下一三さんの雲形小鉢