失敗キャンティ

わけもなく、夏になるとイタリアンが食べたくなる。とはいえ、近所には適当なトラットリアがないので、自宅でイタリアンの夕べに挑戦した。大きなズッキーニと鶏もも肉が安く売られていたから、ラタトゥユ(風鶏煮込み?)を中心に、マカロニサラダ、スパゲティ、バケットとチーズにワインを用意。料理の評判はまずまずだったが・・浮気して買ったキャンティワインが酷かった!!
普段からワインは大迫エーデルワイン(赤)と決めているのだが、先日Y子さんと入った店でいただいたキャンティとチリワインが美味しかったので、たまには冒険をしようかという気になり、飲んだこともないキャンティを店で選んでしまったのだ。これが間違いだった。飲んだ瞬間、なんじゃこれ〜っとギョッとするような代物だった。決して酒に煩い方ではないのだが、なんとも濁ったような味で後口に嫌な感じが残るのだ・・どうやら私には、美味いとものすごく美味いの差はよくわからないものの、美味いと不味いの違いははっきりわかるようだ。今後、知らない銘柄のワインは、目利きの店主がいる店か、試飲のできるところで買おうと決意した次第である。
ドルチェは、息子が作ってくれたインスタントティラミスをいただいた。こういうのって、いかにも素敵家族っぽいよなぁと照れ照れになりながらも、ワインに打ちひしがれた気分が少し浮上。