MOSS再訪

夫が人間ドックの再検査で掛かりつけ医に行くというので、送迎のついでに大通りのMOSSへ。9時半着。ドトールで10時までジュンク堂の開店待ち。昨日の酒量が祟り、コーヒーはとても飲めないので、アイスティー(M)を注文したらグラスの2/3以上が氷。紅茶の味と香が楽しめたのは最初の2~3口のみで、哀しくなってしまう。「氷少なめでお願いします」と言えばよかったのか?
10時、ジュンク堂開店と同時に入館。夫は麻酔を受けて胃カメラを呑むというので、今日はお目当ての洋書コーナーを堪能。よく見たら、洋書はペーパーバックが並べられた一面だけでなく、向いに洋書入門者用のコーナーがあったり、裏側に子供用のコーナーがあったりと、かなりの充実ぶりだった。が、今読んでいるサルマン・ラシュディの"Midnight's Children"が青少年コーナーに置かれていたのはびっくり。おそらくいっしょに並べられていた彼のファンタジー系作品"Haroun and the Sea of Stories"に引っ張られたのだろうが、有名な"The Satanic Verses"なんかも隣に並ぶのかと思うと、ちょっと怖い。
Left to Tell: Discovering God Amidst the Rwandan Holocaust先週、買いそびれたカート・ヴォネガットの"Slaughter House-Five"と"Cat's Cradle"のほか、キラン・デサイの2006年ブッカー賞受賞作"The Inheritance of Loss"を購入。先週の英会話サークルで話題に上った、ルワンダ虐殺で生き残ったというイマキュレー・イリバギザの"Left to Tell"は、残念ながら見つからず。その他、スアドの"Burned Alive"、ジョン・アーヴィングの新作"Until I Find You"とジェフリー・サックスの"The End of Poverty"などが気にかかったが、今回は予算的にお見送り。・・なんて楽しいひと時なんだろうww
胃カメラを呑みそびれた夫が予想外に早く病院を出られたので、合流。久々に日本語の新刊コーナーを覗いてみると、塩野七生の「ローマ人の物語」が出てるではないか。とうとう最終巻とはなかなか感慨深い。けど、来年から寂しくなるなぁ。
MOSSを出て、すぐ真向かいのラーメン屋さんで昼食。夫はとんこつラーメンを、私は冷麺を食す。値段はそれぞれ300円、580円と安かったが、味は悪くなかった。が、店を出てふと店名を見ると「若い力」ですと・・・しかも、「青年よ、大志を抱け」などと書かれた一文が掲げてあったり。夫40代、ワタクシ30代。かなり無理があったか。恥ずかしや〜。