生そば騒動

日常雑事に加えて、クリスマスの準備や英会話スクールの予約に躍起になっているうちに、気がつけば一日が終わっていた。
が、静かな一日はご機嫌に酔って帰ってきた夫によって崩された。年越し蕎麦として、貸付先が作ったという生そば*1を20人前注文したと得意気に言う。「29日に届くから、アツの友だちの家に配りに行こう。俺も行くからさ(←当然だ）。そば粉100％だからウマいよ・・まだ食べたことないけど♪」･･･と、次第に湧き上がる私の怒りの気配を感じて、息子に振る夫。夫婦間のただならぬ雰囲気を察した息子が生返事をするものの、28~30日の間、彼はスキー教室で一日留守するにすることをすっかり失念している。第一、友だちの家といっても、盛岡の子は年末年始はたいてい祖父母の家で過ごすんだよと言うと、｢じゃあ、英会話学校の先生たちにあげよう。外国の人に日本の本物の味を教えるんや」･･･スクールは来週から冬休みに入るし、先生の家なんか知らんっ。「で、6800円だったから、お金ちょうだい」･･･もう、文句を言う気力も失せた。ただでさえ、毎年その時期は年賀状書きでアタフタしているくせに、さらにしょうもない仕事を増やしてどうするよ、夫？
･･･結局、社宅の独身居残り組を集めて、年越し蕎麦大会でも開くことになりそうだ。

*1:賞味期間3日