当面の英語学習スタイル

先週、スクールのラウンジでTOEICリスニング満点取得者のIさんとお会いした(日本人同士なのになぜか英語混じりで話す、ものすごく不自然な二人)。彼は一部の英語学習者の間では有名なスーパー○ルマーの広告に、『リスニング満点を実現し800点の壁を突破しました』と掲載されている方である。うちのスクールでは数少ないadvancedクラスに属し、なおかつ昼休みには会社を抜けて昼食をスクールのラウンジで取り、毎日のように英会話講師の方々とチャットされている。街中のC教室でお昼過ぎのレッスンを入れる度、ラウンジでご一緒し、打ち解けた話もできるようになってきたので、今回は思い切って、「広告に書かれていた『800点の壁』というのはまさに実感です、もうこの数年780点前後で停滞してるんですぅ」と切り出してみた。○ルマーの価格や効果の話から、それならCDを貸してあげましょうかとまで仰ってくださったり(めちゃエエ人υ)、いえそれは・・と恐縮したりするうちに、Iさんがふと私のテキストを目に留め、「気を悪くされたら申し訳ないんだけど…、それだけの点数を取られながら、このクラスは物足りないんじゃないですか」と指摘されてしまった。うひゃ(キタ!)。
これでも入校した当初よりは、ずい分レベルアップしてきたのだ。正直、ようやくTOEICの点数に会話力の方も追いついたかな、と自信を持ち始めてきたところだった。それだけにショック少なからず。一昨年の三月に入校した時点でのレベルはelementary。約一年後にelementary〜pre-intermediateへ、一年数ヶ月後にpre-intermediate、そして一年九ヶ月後の今月初めにpre-intermediate〜intermediateに上がった。それでもまだ、TOEICの点と比較して会話力が落ちると見なされるなんて、それじゃあ入校時の私は何!?とズブズブ凹む(哀しい過去は忘れろ>自分)。
で、肝心の会話力の実態はというと、ノリの軽い雑談は少しずつ慣れてきてはいるものの、未だに苦手。相手が話す内容はよほど早口にならない限りほぼ聞き取れるから、相槌や適当な反応は返せる。特にpodcastを聞き始めて以来、頭で考える前に的確な単語やフレーズが口をついて出てくるようになった。お陰で議論は以前より進められるようになったけれど、いざ自分の意見を筋道立てて話せと言われると、とたんにタドタドしくなってなってしまいがち。相手が辛抱強く聞いてくれて、なんとか理解し合うような状態で、自説の説得力は限りなくゼロに近いだろう。さらに一時間、1on1でフリートークした後は、英語の電池切れで頭が真っ白になり、ラウンジで雑談ができなくなる(これがかなり情けない)。なんとか一時間くらいは英語でやり取り出来るようにはなったものの、リラックスして英語が使いまわせているとはいえないし、論理的な話の進め方に至ってはまだまだ、といったところか。
・・で、これからどうすべきかと考えるに、まず今は格安かつ通いやすい環境にあるスクールに恵まれ、未だにTOEICの点数よりも会話力が低い状態からして、現状どおりスクールで英語を話す機会を維持しつつ、文章構成力の弱さを補うため、実用的な文法力を身につけるというあたりに力を注ぎたいと思う。あと、podcastはリスニング力と会話表現や単語力増強のために必須。ペーパーバックと映画は・・もう勉強というより趣味なので止められないυ TOEICも英検もこのままじゃイカン!とは思うのだけど、自分の置かれた環境と実力を鑑みれば、今はゴメンなさい、かな。とりあえず、異動がはっきりする4月まではこんな感じで。