宿題最終追い込み

きょうのおしごと

息子の部活が休みだというので、夫を送り出してから、娘の書道と息子のポスター作成を手伝う。二人とも苦手だ苦手だと言い続け、ここまで追い詰められてしまったのだが、まったく面倒なものを残してくれたものだ。が、実際に手伝ってみると、どうやらちょっとしたコツがわかってなかっただけだったらしい。
娘の書道だと、トメやハライといった基本や小筆の使い方など。コツがわからないから上手くいかなくて、どんどん嫌になっちゃうという罠。息子のポスター作成に到っては、アイデアの練り方から始まって、下書きの描き方、文字の装飾、配色と何もかも・・・これだけわかってないと確かに描くのも辛いだろうなぁと。ひと通り美術の知識は頭に入っているはずなのに、そうした知識を実際にどう生かすかがまったく身に付いていないのだ。彩度を変えてメリハリ付けるとか、明度を変えてグラテーションにするんだよと言うと、ホントに目からウロコだったようで「へー」って、まるで初めて聞くみたいなんだけど・・・学校でいったい何を教わってるんだろう(涙)。
面倒此上ない宿題ではあるけれど、こういう機会に子どもが「苦手」だという意味を知り、少しでも手助けしてやれて良かったと思った。息子の小二の夏休みに二人でピアニカの特訓をしたことなんかも、ふと蘇る。この夏、家族でカエルを捕まえに行ったことや、今日のことなどもいつかまた懐かしい思い出のひとつとして思い出すこともあるのかなー、なんて。