恐怖の電話台?

恐怖の電話台

帰省から帰ってきて以来、咳き込み方がひどくて風邪でも引きかかっているのかと訝しく思っていたのだが、どうやら原因は借り上げマンション備品の電話台だったらしい。本来、リビングに備え付けるよう、大型ソファやテーブルとセットで用意されていたものだ。が、そのクラシック〜〜〜調な外観がどう見ても、我が家のチープカジュアルなその他家具類と合わず、やむなく寝室のベッドサイドチェストとして使いまわしていたのだが、それが拙かった。購入後15年は経過しているという、いわゆるPL法施行前の製品。お陰で引き出しのあたりからホルムアルデヒドの匂いがぷーんと漂い、それがひどい咳を引き起こしていたという・・・。窓とベッドの間に置いていたのだが、このところの暑さで窓を開けて寝ていただけに、風がもろ毒ガスを顔の周辺に運んでくれてしまったのだ。気持ち的には即刻破壊してやりたいところだが、会社の備品だからそうもいかず、かといって他に置き場所もないので、仕方なくベッドの足側に場所を移したのだけれども、それだけでだいぶ状況が改善されたようだ。
元々我が家にはほとんどまともな家具類がない。唯一家具と呼べそうな食器棚は、PL法施行後に購入したものだ。幸か不幸かそれ以前に購入していた収納用具は引き出しや扉のないラック類が大半だったので、このような害に遭うこともなかったのだろう。それにしても、こんなものでこれだけ体に変調が起こされるものかと恐ろしくなった次第。