いろいろ

娘は昨日一日よほど運が悪かったらしく、(1)工作の時間、絵の具の水をひっくり返す、(2)理科の実験に使う鏡を落として割る、その上、(3)給食当番の仕事でミスし、それを数人のクラスメートから指摘され、プッツリ。久々に人前で泣いたあげく午後の授業はショックのあまり教室に入れず、保健室で過ごしていたという。下校時に担任教師から電話があり、こうした出来事やその後の経過について説明を受けた。もともと人間関係の取り方があまり上手くない娘だけに、とうとうここでもトラブルかとドッキリしたが、先生の話では彼女が保健室にいる間、「彼女の気持ちをそれぞれで考えてみよう。戻ってきたときには、あれこれ騒ぎ立てないで」などと子どもたちに指示し、お帰りの時間に娘が教室に戻ってきたときには、明るい表情で帰ることができていたと。。さらに、「家庭でもよく様子を見て、何か様子がおかしければ連絡をください」とのこと。娘の担任は今年大学を出たばかりの新人先生だが、学校のトラブルでここまで肌理の細かい対応をしてもらえた教師は初めだ。帰宅した娘の様子も特に問題なく、さりげなく学校での出来事を触れても、「うん、いろいろあって大変だったんだよ」とサラッと流していた・・・今まではそうしたマイナス面の話題に触れただけで再びプッツリということも少なくなかっただけに、驚きだ。学校の対応やら娘の成長ぶりやら、しみじみありがたいと思う。
そして数日前から調子の悪かった息子は、昨日無理をして登校したのが祟ったのか今日は朝からダウン。なんとか朝ごはんだけは食べたけれども、その後は午前中いっぱい布団の人に。彼の寝ている間に家事を済ませ、娘の参観に行った。担任の先生にお礼を言いたかったのだが、予定が変わったのか、生徒や先生はずっと体育館でヘンテコな食育劇を鑑賞していて、ろくろく挨拶もできなかった。とほほ。
帰宅後は息子が少し復活してきたので、昼食を食べてから、中間テストの訂正ノート作りを手伝った。今回は今週初めに答案が返され、週末までにノートを提出しなくてはならないというタイトなスケジュール。しかも週末には文化祭を控えて、週日帰宅は遅いという・・・実力テストのときは2週間ほど猶予があったのに。こういうムラは困ったものだ。が、ノートを作り終えた4時過ぎにピンポ〜〜ンとインターフォン。なんと息子のクラス担任が心配して様子を見に来てくれたという。そういえば朝も、7時50分の予鈴に対し、8時にはもう様子を尋ねる電話がかかってきた。いったいどういうことだろう、今までは転校生というにもかかわらず、ほとんど放置状態だったのに・・・・・・と、夜は担任の豹変について夫といろいろ意見を交わした。まぁよく理由はわからないけれどもありがたい。特に息子の中学には日ごろほとんど絶望していただけに、こうした気遣いは心に染みまする。