クラス替え

昨晩、ようやく夫が出張から帰宅。帰ってきた早々、会社は検査でボロボロだ。20数年間携わってきた仕事とはいえ、人員も減らされているし大変だ……と思っていたら、しっかり楽しく飲んできた。打たれ強いというか何というか。
子供たちはクラス替え。中学校だけでなく小学校も毎年クラス替えがあるそうで、ちょっと驚いた。娘の担任はまたしても新任の男子教師。地方都市のありがたさ(?)で、前担任とは学生時代から顔見知り……というか部活で直の後輩なんだって。生徒のことはいろいろ先輩から聞きこんでいるらしく、ちょっと安心だ。元気で明るい先生だし、子供たちの期待も大きいみたい。
採用後たった1年で転勤となった前担任は、昨年度は臨時教員枠で採用されていたのだという。今年度は無事正式採用され、晴れて別の学校に正式赴任となったのだとか。教員採用状況の厳しさが窺い知れる。地方都市で安定した正規職を確保するのは、大変なことなのだと思う。
息子のほうも、今回は学校の中ではいちばん普通に話せる(というあたりに、子供たちの教師に対する見方が窺える)英語教師が担任になったということで、心底喜んでいる。思えば昨年は、権力を持ったダメな大人がどれだけ子供をスポイルするかということを知らされた1年だった。教師自身が、「持ち回りで仕方なく担任を持たされた」と言うだけに、本人も子供たちからバカにされ辛かったようだが、いちばん大変だったのはやはり子供たちだろう。担任だけでなく学校全体的に上から押さえつける雰囲気が強く、子供の気持ちや意見を尊重してくれていた前任地の学校から転校してきた息子や私は唖然とするばかりだったけれど、今年はもう少し「普通」に過ごせるかな。