英語の文法書あれこれ
1年に1度は文法の再確認をしたくなる。で、今更だけど「ロイヤル英文法」を買ってみた。
- 作者: 綿貫陽,須貝猛敏,宮川幸久,高松尚弘
- 出版社/メーカー: 旺文社
- 発売日: 2000/11/11
- メディア: 単行本
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この数年は「Forest」と江川さんの「英文法解説」を使ってきた。「Forest」は評判通りの良書で、文法アレルギーはこの本のおかげで解消したが、翻訳をかじるようになって、さすがに間に合わなくなってきた。英語の達人諸氏から評判の高い「英文法解説」は、購入当初から格調が高すぎてどうも馴染めない……いつか使いこなせるのではないかと夢見つつ、つい「Forest」に手が伸びてしまうというありさまだった;;
英英では、評判のいいSwanの"Practical English Usage"に挑戦してみたが、アルファベット順だけに、とても通読する気になれず。リファレンスとしては使えるのかもしれないが、あまり使ってない(大汗)。ケンブリッジの"Grammar in Use Intermediate"は素晴らしいワークブックでお薦め本のひとつ。けど、リファレンスとしてはちょっと使いづらいのではないかと思う。
その他、マニアックなところで、「英語冠詞講義」や「英語冠詞事典」あたりもお薦めだけど、英文書いたり翻訳やる人、英語の先生以外にはあまり必要ないかもしれない(笑)。
「ロイヤル英文法」は、情報や例文がしっくりきて、きっちりかゆい所に手が届くという感じ。類書の「表現のための実践ロイヤル英文法」とだいぶ迷ったけれど、「表現…」は「ロイヤル」と比べると情報が中途半端な感じがしたし、世間で言われているほど「ロイヤル」がとっつきにくいとも思わなかった。
文法書選びは、各自の英語力と必要な情報の量と質、好みや相性なんかが絡んで意見の分かれるところだろうけど、現時点で個人的には「ロイヤル」がベストだ。ああ、もっと早く買うべきだった!、なーんて思ってます、ほんと(笑)。