棚田の手入れ&山の枝打ち

野草のてんぷら♪

久しぶりに晴れた!
棚田のお手伝い3回目。初めて英会話仲間のK子さんと離れ、夫と娘の3人で参加した。今までは「守る会」の大人グループと行動を共にしていたのだが、今回は親子参加の自然体験教室だ。
が、いきなり始まりの会で、今年度の方針を大幅に変更するという。なんでも前回の田植えでこれまでにない人数の人が参加し、予想以上に棚田の生き物たちが痛めつけられてしまったらしい。方針変更の大きさや主催者側の様子から察するに、言葉以上の損害があったのではないかと思う。人の繋がりで広がってきた会だけど、輪が広がるに従って、志が微妙にずれて行ってしまう危険性みたいなものが出てきたのかもしれない。難しいものだ。
が、とにもかくにも今回は予定通り、苗の補植と田んぼの雑草取り、畔の草刈りに勤しんだ。お昼はおみそ汁と野草のてんぷらww 10数種類の野草……それぞれ個性があって味わい深かったけど、お芋っぽい触感のユキノシタとちょっと酸っぱいイタドリが特に気に入った。実験的にアザミの花も揚げて、ぱくぱく。意外に悪くない。イーヨーになった気分だ。
午後は山に入ってヒノキの枝打ち。ずっと手が入っていなかったのか、枝のほうが逞しいのではないかというような細木も。しかし、これは夢中になる。目に見える成果がこんなにもあからさまな仕事って、世の中にそうないんじゃないかしら。子供たちも小さなのこぎりを持ち、木に登って作業する子までいたくらい。
本来なら、ほぼ毎月の活動という予定だったけど、そんなわけで次回は某所での夏合宿になるそうだ。ちょっぴり残念という思いと、自分自身、自然をぞんざいに扱っていたのではないかという反省が交錯する。とても充実した1日だったが、いろいろと考えてしまった。