カーテン取り付け

問題の寝室シェード。

待ちに待ったカーテンが、ついに取り付けられることとなった。
午前9時半、インテリアショップのおじさんが次々と荷物を運び込む。5部屋8窓分ともなるととても一回では運びきれず、何度も車と部屋の間を往復。運び込むだけで30分はかかっていたか。
いつも午前中はエアコンなしで過ごすのだが、今日は作業を慮って朝から除湿運転。6.3kwパワーのおかげか、廊下を含む全部屋全開状態でもそこそこ涼しくなった。
まずは取り付けが一番楽そうなキッチンと息子部屋のブラインドから。二つで30分かそこら。その間、おじさんの指示で、娘部屋用に丈直ししてもらっていたカーテンの洗濯に取り組む。
お次は寝室のシェード。出窓部分の大物と小物、掃き出し窓を順々に。これはなかなか大変だったようで、1時間強。
引き続いて娘部屋。しかし、装飾レールを取り付けようとしたところでトラブル発生。窓の右側には入っていた下地が、左側に入ってないという。採寸の際、チェックを怠ったショップ側のミスということで、おじさんから丁重に詫びを入れられたが、まあ起こってしまったことは仕方ない。ビス穴をきちんと補修してくれたからヨシである。レールの位置変更に伴い、バランス上レール幅を変更し、カーテン丈も再度直すこととなった。
ここまででいったんお茶休憩。その間におなじみのインテリアコーディネーターTさんと作業補助のお兄ちゃんが応援部隊として到着。お昼は取らずに、寝室で残っていた腰高窓のシェード取り付けに取り掛かる。
しかーーし、当初お願いしていたのは窓枠内への内付けで、シェードが枠内に完全に収まるスタイルだったのに、おじさんの独断で、枠内への内付けながら布のみ枠を覆うタイプに変更されていた。「うげ〜、お願いしてたのと違ーーう」と内心憤ったが、おじさん渾身の作と言うだけあって枠や手すりへの収まり具合があまりに完璧だし、確かに機能的に考えるとこのほうが東側の朝日が防げるのだ。見た目的にも部屋内すべてのシェードの木枠が見えているより、ひとつだけちょっと違う取り付け方をされている方が、なぜか収まりがいいようにも思えてきた。「気に食わなかったら、縫い縮めるけどね〜〜」というおじさんの自信たっぷりの様子も、納得できてきたような。。
そして最後に、リビングの縦型ブラインド。これもおじさんの判断で、装飾バランスが予定していた場所より上部に取り付けられることに。うひ〜〜。おじさん曰く、「この高さのほうが、見栄えがいい」とのことだが、ウムムである。
さらに言うと、皆が帰った後に気づいたのだが、娘部屋のふさかけも黒から白に変わっていた。ヒーー。レールに合わせて黒を選んだはずなのに・・・。しかし考えてみると、カーテンを開けている時、ふさかけはタッセルでほとんど見えないし、カーテンを閉じている時はタッセルが壁にだらりんと垂れ下がった状態になり、その際はふさかけが白いほうが壁に馴染んで落ち着くのである。
……おじさんが勝手に変更しちゃった3点。よくよく考えればその方が優れているということは頭では理解できるのだ。けど、なんかなあ。おじさんのプロとしての自信の現れなんだろうけど、変更前にひと言相談してくれれば嬉しかったなあ。とはいえ全体として、仕上がりは完璧。とくに難航箇所と言われていた(?)寝室シェードの仕上がりは、圧巻である。さすがプロならではの仕上がり!と思った次第。