中学サークルで

中学サークル活動の一環でバドミントンに参加してきた。
このサークルでは、文化的な活動とスポーツの集いが毎月1回ずつ行われる。今月は砥部焼の絵付けとバドミントン。私は今までスポーツ部門にだけ顔を出してたんだけど、今月は初めて両方とも参加した。
面白い企画が多いしバドミントンも好きだから、会自体の活動は楽しい。けれど、話題がもっぱら先生や役員に纏わる噂話といった、子供同士がキャーキャー盛り上がるような話の延長上にあるものが多く、ほとんどわからないので適当に相槌を打つしかないのがちょっと辛い。担任が換わった背景や学校内で起こった事件の詳細など、聞けて良かったという話もあるけど、先生同士のカップルの話なんかになるとしんどい(盛り上がるんだけど)。あとはジャニーズ系の話、、、ガンダムコードギアス系だったらなんでも来いなんだけどなー(痛)
月に1回くらいだとそれなりに楽しめてきたんだけど、どうも今月は2回参加で、オリのようなものがたまってしまったみたいだ。でもそれだけに、いろいろ考えるものがあった。


中学生の母ともなると、ひとクラスで働いてないのは数人というような状況になる。それだけに、こういう専業主婦主体サークルの雰囲気はどうしても目に見えない負い目や、役員をやたら引き受けさせられる憤りみたいなものが見え隠れするように思う。基本的にはみんな大人だから、いろんな事情があって働けない分やれることはやるよというスタンスなのだけど、それもあまりに度が過ぎて、家族や学校、地域の仕事など、当たり前のように押し付けられすぎて、しかもそれが割かれるエネルギーのわりにほとんど評価されないとなると、いくらなんでもあんまりじゃないの?というストレスがたまる(当たり前だ)。そういう気持ちを分かち合い、催し物やスポーツを通してエネルギーを発散し、自分たちが知りえた学校の小さな話題を仲間内で楽しむための場なのだ、ここは。。

しかし、自分自身のことを振り返ってみると、みんなの気持ちはわかるけど、自分がこのサークルの中にどっぷり入ることはできないなあと感じる。どこでも違和感ばっかりの孤高の人になっちゃそうで危険だけど、やっぱり自分が打ち込めるだけの仕事なり目的なりを持ちたいという思いが、参加するたびに強くなるみたいだ。とはいえ、こういう地方都市じゃ、この年でコネなしにキャリアを積めるような仕事に就くのはほぼ不可能という現状。。
だから、ここでやれることをやる。自分がやりたいことの姿は掴めてきたので、片鱗でも確実にそこに繋がる道を進む。試行錯誤で人から見たら、「なにやってんだろ、あの人?」みたいなもんだろうけど。方針だけでも見えてきたら楽だ。もう人生、カウントダウンしてかなきゃいけない年だしね。やりたいこと、やるべきことを一つ一つ淡々とやってく。でもどうせなら、楽しみながらやっていきたいな。
こういう気持ちでいると、中学のサークルも割り切って楽しめるみたい。なんか小難しいことばっか考えて、やな奴っぽいけど。悩めるミドルエイジなのよ、ご勘弁を。