「好きになる生理学」

毎日、怖い怖い解剖学の本を眺めていて心が疲れてきたので、この手の優しげな本を読んでみたくなった。
県立図書館で借りたものを再読。前回はザっと斜め読みしただけだったが、今回は精読してノートにまとめた。生理学そのものの勉強にはならないかもしれないが、生理学というものを取り巻く世界観みたいなものがわかったような気になれて面白い。
しかしなあ、、マンガに登場する一家の飼い犬パブロフというのがハスキー犬で「動物のお医者さん」のチョビっぽくて癒されるのだが、産婦人科医で生理学者というお母さんが、3人の子持ちで毎日ちゃんと自分で料理作って家事も化粧もばっちりというのは、完璧にファンタジーだね。。
[おことば(前も書いたもしれない;;)]
宿主を殺さない程度に栄養をいただく…これがまっとうな寄生虫道です。(中略)地球から見れば人間なんて寄生虫みたいなものです。ですから人間は地球を殺してはいけないんですよ(167p)」