すばらしい親子、なんだろうけど

書こうかどうか迷ったけど、ちょっとばかり引きずってるので、やっぱり書く。
息子の部活の親睦会・・・・・・予想以上に疲れた。
5月の入部早々、練習中に少なからぬ怪我をして、その際、顧問の先生と練習を見に来ていた親御さんにお世話になったということがあったので、多少スケジュールに無理があっても出席したのだけど、そもそも「高校生になった子供の部活関係で親が飲む」ということ自体、違和感があったのだ。
息子から日々聞いている話からして、子供たちはみんないい子のようだし、総体もめちゃめちゃいい試合だった。インターハイに進むのは確かに素晴らしい。
・・・ただ、感動はあくまで子供たちのものだ。そういうスタンスの人も何人かはいた。でも目立つのは、親自身が熱くなっちゃってる方々で・・・・・・顧問の先生を取り囲み、「うちの子もぜひインターハイに」とか、取りすがっちゃう1年生のお母さんとか、、、まあ酔っぱらってるんだろうけど・・・お母さんがお願いしてどうにかなるもんじゃないよなあ;;


とかく息子の学校での、子供と母親(ときどき父親)の一体感の強さがが気にかかる・・・・・・よく男の子って、「中学くらいになると親とは口も利かなくなる」とか聞くけど、そういう気配は全くなし。親子の会話はばっちり、おべんきょはそこそこできるし、スポーツも頑張ってる。自慢のお子様たちですばらしい親子、、、なんだろうけど、違和感を感じてしまう。

よくわかんないけど、親自身の精神世界の見えなさとにおい立つ優越感みたいなものに目まいがする、というか。一生懸命おべんきょがんばって、T大やK大に行ってもなあ・・・みたいなものを感じてしまうのは、きっとその世界でやりきれなくて自ら命を絶ってしまった人たちを間近に見てきたからかもしれない。だからどうしても斜に構えて見てしまうのかもしれない。
なんにせよ、自分の社会生活の場がここだけじゃなくてよかった・・・・・・転勤族の妻じゃ、学校のP関係だけが唯一社会と接する機会とかいう可能性もあるので(汗

やっぱり、自分ベースで展開できる人間関係があったら、少々違和感を感じる世界にもそれなりに対応できるというものだろう。お世話になっているのは事実なので、まあそこそこ周りに合わせてそこそこ熱く(?)頑張らなくては(笑