メルロ=ポンティ
- 作者: 鷲田清一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2003/07/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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哲学とはおのれ自身の端緒がたえず更新されてゆく経験である。
(13p、メルロ=ポンティが1945年にソルボンヌに提出した博士論文「知覚の現象学」序文から抜粋)
といった言葉や
われわれの幸福の能力とは、幼少期がわれわれに拒んだものとそれがわれわれに譲りあたえたものとのあいだのある種の平衡に左右される。なにからなにまで奪いとられても、すべての望みをかなえられても、われわれは破滅する。
(22p、サルトルがメルロ=ポンティの死後、「レ・タン・モデルヌ」に投稿した追悼文から抜粋)
といった文にトキメクものの、各々がどういう思想を構築し、どういうポイントで対立しているのかとかいう大きな流れはよくわからない・・・相当じっくり読んでも理解できるかどうか怪しいのに、ザッと流しただけでわかるわけないか;; ははは
そして、巻末のいしいひさいちさんのマンガ・・・なぜこれがそこに載っているのかよくわからないけど、癒される。