おくりびと

図書館を2カ所廻って夫に頼まれてたマイケル・クライトンのNEXTを借りてきたものの、それ以外は家にこもりっきり。録りためていた「おくりびと」とや「救命病棟」を見ながら、教科書を読んだり家事をしてたら一日が終わってしまった。
おくりびと」を見ていて、妹と一緒にホスピスで父親への最期のケアを行った時のことを思い出した・・・担当Nsから、家族がエンジェルケアをしてくださいと言われ、当時はとても戸惑ったのだけど、そういったケアを自分たちでしたことで、初めて人が亡くなるということが実感として理解できたように思う。
死は生の延長上にあり、誰にでも確実に訪れる
って、その時までわかっているつもりだったけど、実際にはちっともわかってなかったんだなって、初めてわかったのだった。
・・・それにしても、酒田のような土地の文化や伝統が色濃く残っていそうなところでも、そういったケアを家族がしなくなっているのだなあ、なんて。