部活動のバックアップ

息子が一年生大会に出場するというので、朝から準備で大忙し。
まったく、いったいいつから高校生の部活のサポートに親がこんなに関わらなきゃならなくなったんだろう。少なくとも自分のころは、親が平日の練習送迎や週末の練習試合の差し入れをするのが当然というような状況ではなかったように思う。
子供が活躍する姿を見たいという気持ちはもちろんあるけど、それ以上に親のサポート前提で部活動が成り立っているという現状に疑問を感じる。下宿して高校生活を送ってるような子や、親が生活を支えるので精一杯というような家庭の子は部活動ができないんじゃないか?
部活動でどこまで強くなりたいか、そのために親がどこまでバックアップできるか、とかなんとか部活を選ぶ際に考えてなきゃならないのだ、今どきは。そういったことを子供が高校に入るまで想像すらしてなかったお陰で、もうびっくりするようなことばかりだね。。
・・・と、ぼやいていても仕方がないので、応援にいってきます((((((〜 ´∀`)〜


夜、8時過ぎに帰ってきた。
大きい子、小さい子、力のある子、足の速い子、バネの強い子、何となくセンスがいい子、同じ一年生といってもいろんな子がいるけれど、それぞれの特性を精一杯発揮してがんばっている高校生たちの姿は、既にその世界を通り過ぎてしまった大人の目にはとても眩しく映った。この世界を支えてやりたいと、どんどんハマっていってしまう親の気持ちもわかるような気がした。
この幸せな時期を精一杯親子で、同じ場にいる親たちとともに味わい尽くしたい。それぞれの子にとって本当に貴重な一瞬一瞬、それを親として少しでも分かち合わせてほしい、というような。
斜に構えずもう少し素直な気持ちでいようと思った。自分たちの行動を客観的に見る目を失ってはいけないだろうけど。