イマドキの高校生活ってさ

看護学校の試験ラッシュは相当だと思っていたが、ふと息子の生活を見てみるともっと悲惨だった。
冬休みの終わりに試験を受けたばかりなのに、今日もまた土曜だというのに試験。学内模試は休みの日に受けるのが当たり前。公立校は週休2日のはずなのに、土曜は模試や補習、夏休みや冬休みもほとんどない。
部活をやっていると1年360日は練習。平日の授業後は親の車に分乗し、10数キロ離れた体育館で練習試合。10時過ぎに帰宅して、夕食を食べながら毎晩1時2時まで課題に追われる。部活の朝練があるので6時過ぎには家を出なくちゃならない。睡眠時間は2日間で調整するとか、ノンレム睡眠レム睡眠のサイクルを考えて睡眠周期は2回か3回か真剣に考えてるような有様だ。
クラスの部活仲間2人は、とうとう課題が出せなくなってきて、授業中常に寝ているという。部活母仲間から相談されたけど答えようがない。いくら健康な高校生とはいえ、体力的にも精神的にもギリギリなのだろう。
こうやって不断の努力が身についていくのかもしれないけれど、ここまで来ると通学や練習の最中にふらついて怪我や事故でも起こさないかと心配になる。ここまでやらないと自己責任論が渦巻く世間は乗り切っていけないのか。こんな生活、心と体が鋼のようなものでできてないと持たないんじゃないか。
・・・本人が今の生活についてどう感じているのかじっくり聴きたいところだが、そんな暇もないというのがまた問題だよなーー。