修学旅行のおこづかい

息子、修学旅行ウィークに突入。今どきの修学旅行では、中国、北海道、東京など個々人の希望に応じて行き先が分かれるらしい。憧れの北海道に飛んで行った息子はとても嬉しそうで、送り出す親としても幸せな気持ちになる。
しかし、小遣いは3万円までというのにはギョッとした。さらに驚いたことに、部活の母仲間との話し合いの場では、「とてもじゃないけどそれじゃ足りない」「最低5万円、海外なら7万から10万は持たせる」といった意見が飛び交っていた。
いくら一生の思い出になるといっても、母親がパートでひと月間働き続けて得た金額以上のお金を小遣いで持たせるなんて。思い出は買い物で作るもんじゃないだろうに・・・などと感じてしまう自分のほうがオカシイのだろうか。なんか、自分の感覚に自信がなくなってきた。
・・・結局、「全部使えという意味で持たせてるんじゃないからね」と3万円持たせてしまったのだけど、親元にいる間、これだけ自由な消費を満喫できる感覚を植え付けられてしまうと、社会に出た時、自分のささやかな給与だけで果たしてやっていけるのかと心配になる。
就職してもやっていけないなら、親元にパラサイトしたり仕送りしてもらえばいい、とかね。クラスでもそういう人がぱらぱらいるけど、なぜか苦学生の子よりずっと他人に厳しいのが不思議。。