世間の風

どうもこのところ、まっっったく勉強をやる気が起きなくて困っている。
辛うじてエンジンがかかるのは、夜の11時過ぎ。予定は進まず、すっかりノルマがたまっている。
・・・実習を終えてどっぷり母業メインの生活に突入してみると、どうしようもなくやる気がなくなって、何というか・・・なんでこの年で学生、それも大学院とかじゃなく、実学ばりばりの看護学生とかやってるんだろう、というような根本的な焦りが燻ってくる。
地方都市のせいか母仲間が数人集まれば必ず業界の人がいて、「あんなことその年でよくやるなあ」という唖然とした眼で見られる。
でもって非関係者はというと看護を低く見がちで、「なんで大学でてるのに、そんなしんどいだけで詰まんないことを今更するわけ?」というようなことを言う。
夏休みに入って世間の人たちと話す機会が増え、毎回自分なりに説明をするのだが、どれだけ説明しても結局理解されないというようなことの繰り返しで、じわじわと消耗してくる。普段は忙しさにかまけて見えないふりをしていることが、時間に余裕ができたとたんにドーンと飛び込んできて、改めて自分の立ち位置の怪しさを思い知らされる。で、あと10年か、いや5年でも若ければな・・・なんて、どうしようもないことをつい考えてしまう。
まぁ、一般的な成長の段階から外れたことをしていることは確かだし、まして地方在住だから浮きやすいのだろう。自分は自分、気にしてもしょうがないのだけれど。
平均寿命は確実に伸びてきているし、景気は相変わらずで中高年のリストラだって少なくない。看護とか車の整備というよーなばりばりの実学の学び直しなんかも、もっともっと当たり前な世の中になるといい。