無印のリバーシブルこたつ(タモ)

バザーから帰ってきて、ええいとばかり大型ショッピングセンターに繰り出し、無印こたつを買ってしまった。
親切な店員さんに台車で車まで運んでもらい、後部座席を倒してから、ちょっとだけ前部座席を前に出して、なんとかラパンに積み込んだ。こんな大物も運べてしまうなんて、今どきの軽はすごい! 
マンションの駐車場から部屋までのアプローチでも苦戦・・・男手がないとこういう時はツライなあ・・・というよくあるセリフが一瞬頭をよぎったが、よく考えたら夫がいるときもこういうことはいつも一人でやってきたのだった。ハハ 
学生時代は組み立て式のスチール本棚、会社に入ってからは全身ミラーやステレオセットなどなど、いろんな大物家具を自力で運んできたが、ポチとやるだけでドアの前まで荷物が届く通販と違い、こういう経験が思い出となって残っていくのだろう。
もちろん、即、組み立て+廃材処理。

うーん、、バブルの残り香が燻っていた頃に買った前のこたつと比べると、うおぉカジュアルぅって感じ? 


15年前に購入した家具調こたつ(コイズミ製)と、今回購入した無印のこたつを比較してみた。長いので、以下、隠しておきます。このこたつ、ちょっとイイかもと考えられてる方はどぞ。

  • 色---前のはこげ茶、無印はナチュラル色(タモ)。こたつにしてはちょっと軽い色かもしれないけど、タモは結構、経年変化で濃くなってくるので、今後の変化を期待。
  • 木目---前のこたつの木目はよかったが、ツルツルテカテカのウレタン塗装が好みに合わなかった。こげ茶といっても表面だけなので、ぶつけたり擦れたりして剥げたところから白木が見えて悲しかった。無印のものもウレタン塗装だが、あまりツルテカしていない。ナチュラル色だけに、こげ茶のものほど剥げは目立たなさそうだ。とはいえ、無印タモテーブルと比べると木目にタモのワイルドさがなくて、なんちゃってタモって感じ(カジュアルでいいといえばいい)。
  • 大きさ---前のこたつは、75×105センチで無印のものは72×112センチ。6畳間には長辺が長い無印のほうがしっくりくる。
  • 高さ---前のこたつは高さが42センチもあって、書きものをすると肩が凝って辛かったのだが、無印のは38センチで、楽になった。この4センチの差が侮れない!
  • 匂い---こたつ布団の中に子どもが潜り込むのはしばらく厳禁にしたいくらい、結構匂う。添付されていたホルムアルデヒド吸着用紙を入れておき、日中は頻繁に換気をしたほうがよさそう。
  • 音---電源を入れてからファンの音にギョッとしたが、しばらくしたら落ち着いてきた。前のこたつも最初はファンの音がしていたはずだが、ファンが回らなくなって久しかったので、音がしなくなっていた。
  • 脚---前のこたつの脚はカクカクしていて、ぶつけると結構痛い上に角があちこち剥げてしまった。太さもあったので、短辺の幅の狭さが気にかかっていた。その点、無印の脚は4センチの円柱状なのでぶつけにくいし、短辺の幅に影響しにくくて効率がいい。が、オフシーズンにテーブルとして用いたときの姿は、すっきりしすぎていて好みが分かれるだろう。
  • 天板---前のこたつは3.5センチ厚のボリュームがあったが、上辺に向かって山形になっていたため、天板からこたつ布団へのラインがきれいだった。無印の天板は2.5センチ厚。カクっとしていてモダン。セールスポイントの縁は、コーナー部だけ色が変えられていてカワイイ。縁の感じもこの切り替えも、好みが分かれそう。購入を考えている方は、現物を見て確認したほうがいいと思う。ちなみに、無印のほかのこたつはオフシーズンに裏からねじで天板を固定できるが、このこたつは天板がリバーシブル仕様なので、固定できない。ただし、縁つきのほうを裏にすると縁のおかげでずれが生じにくくなっている(よく考えられてる!)。冬は縁つき、オフは縁なしを表にするといいってことかな。。


これを機会に、ニトリで買ったイグサラグを撤去。畳の剥げが気にかかってラグを敷いていたものの、畳の上に何かを敷くとダニの温床になりそうだし、畳が剥げたら表替えをすればいいや!、なんて。