小学生のコーヒーと炭酸飲料事情

最近,アツはコーヒーの味に目覚めたようだ。毎日のように遊ぶ友だちに分けてもらって以来,ハマったそう。が,彼の言うコーヒーとは缶コーヒーのことである。毎日,「○○マウンテン飲みて〜」だの「××は甘すぎる」だのとにかく煩いのだが,やたら嬉しそうだ。こうやって,少しずつ大人の味を覚えていくんだろうな。

友だちはまた,炭酸飲料もしきりに勧めてくれるらしい。だが,こっちは少し事情が違うようだ。彼が飲めと言ってくれる炭酸飲料とは,開封後,散々シェイクして気が抜けたファンタやクーなのだ。冗談かと思ったが,本気も本気だとのこと。キンキンに冷えたスプライトやコーラをがぶがぶ飲むという弟に対し,兄としてのプライドから編み出した技だろうとアツ。さすがに彼も,この気の抜けた生ぬるい炭酸飲料にはついていけなかったらしい。炭酸飲料については相変わらず,クーの微炭酸すら飲めないままのアツである。