その後の電子辞書(オタの戯言です,ハイ)

ペーパーバック講読やラジオ英会話テキストの確認などインプット主体の際は,受験生向けと言われているキャノンくん(wordtank C30)がメインとなっている(頭脳がきっと高校時点で停止しているのだろう)。セイコーくん(SR-T6700)はキーが押しにくく,起動に時間がかかり,画面が見づらいという三重苦のせいで,ついつい敬遠してしまう。せいぜい,キャノンくんのジーニアス英和で手に負えない単語(固有名詞など)やニュアンスのつかみにくい言い回しをチェックするのに,リーダーズや英英(COBUILD,COD),例文検索を使う程度。あとは,広辞苑やマイペディア,漢和辞典など,もっぱら日本語を調べるのに使っている。
英会話サークルのスピーチ草稿やレジュメを作るときなどアウトプット主体の際は,PCでの作業がメインとなるので,従来のCD-ROM辞書(ランダムハウス,英活など)の方が使いやすい。
あれほど欲しかったSR-T6700だが,現状ではオーバースペックの感は歪めない。COBUILDにはもう一つ馴染めないし(OALDの方がしっくりくる),目玉のWordbankも使いこなせてない。もともとアウトプット主体の機種と言われているのに,writingはCD-ROM辞書でこと足りているし,speakingでは軽くてレスポンスの良いキャノンくんに軍配が上がる。なんとも中途半端な状態。高い買い物だったのに,我ながら情けない(見た目や質感は最高なんだけど)。
で,なんとなく新製品を見たりする。SR-T7100の日英バランスの取れたコンテンツの良さや,SR-M7000の携帯性がすばらし〜く見える(いずれもSII)。画面が見やすく,一括検索やW検索が便利そうなシャープのPW-A8800も悪くない。ただ,あのオモチャみたいな見た目とキーの感触が難だけど。カシオのHD-H9100は,レスポンスの速さとコンテンツが魅力だが,辞書間ジャンプの操作性がちょっと。。単語帳機能だけはキャノンくんを越えるものがないようだ。そう考えると,C30の後継機V30の登場が楽しみだ(11月下旬発売予定)。ロイヤル英文法やスーパー大辞林搭載という渋さもいい。
もう当分は買えないけど(当たり前だ!),ついつい新機種が出ると気にかかってしょうがない(そんな暇があったら勉強しろよ>私)。買ったからには,ひたすら精進あるのみなのにね。(^_^;)
参考:id:yurin1968:20040920