岸本葉子「結婚しても,しなくても」読了

息抜き(?)に図書室で借りてきた岸本葉子さんの「結婚しても,しなくても」を読む。
一時期,不動産を買う独身女性に関心を持ち,彼女の「マンション買って部屋づくり」や松原淳子*1さんの「女が家を買うとき」といった本を読み漁っていたのだが,何だかんだ言って親の経済力に頼っている松原さんに比べると,岸本さんのご両親に対するスタンスには感心する点が多く,ご近所さんとの付き合い方にも好感を持った。
以来,何が得られるというわけではないのだが,読むと心が穏やかになるので,図書館で見かけるとつい借りてきてしまう。しかしこの本は,テーマにまとまりがないのと結論が無難に流れすぎてる点で,もうひとつかな。

*1:「クロワッサン症候群」で一世を風靡したが,最近あまりお見かけしません