クワガタの悲劇

起床7時半。大量洗濯物を洗って掃除機をかけ,朝食を作る。16日に届く予定だったパリポタ6巻の再配達を依頼。
ゴルフの打ちっ放しから帰宅後,夫がベランダに置いていたミヤマクワガタのカゴを確認したところ一匹足りなかったと言う。ホテルでもらったクワガタは,オス2匹にメス1匹の計3匹。行方不明のオスは昨晩ホテルでも逃亡を図り,従業員に再度捕らえられたという暴れん坊である。「ああきっとお外に逃げたんだ,残念だけどしょうがないね」と納得し,朝食を食べる。
その後,洗濯ものを洗濯機から取り出そうとしたとたん,そこいら中に細かい紙くずが・・。誰かがパンフレットか何かを服といっしょに放り込んでしまったらしい。洗濯物の量が多いこんな日に限って,こういうことが起こるなんて。と,夫と一緒に洗濯物から紙くずを払い落していると,クワガタの頭部発見。その瞬間,あまりのショックに固まるワタクシ。夫は一瞬言葉を失いながらも,笑いを必死でかみ殺している。そのまま動けぬ私を尻目に,夫が作業を続けるうち,胸部,腹部も現れた。頭部はともかく,それ以外のパーツはゴキブリとしか思えない。胸部の足が夫の綿パンにしっかりと絡みついている。それを見て,「昨日もオレの綿パンに近づいてきた。このクワガタはきっと汗の匂いが好きなんやで」と言う夫。だがまさか,それが命を落とす原因になろうとは。哀れクワガタ。
ベランダに置かれていたクワガタが,いったいどうやって洗濯機に忍び込んだのかは未だ謎である。もちろん洗濯物はもういちど洗い直しましたとも!