こども科学館&天下一品へ

起床7時半。外は朝からシトシトと冷たい雨が降っている。外気温は11度だが,体感温度では10度を切ってるような寒さだ。今日は娘の通うことばの特別教室主催のイベントが予定されている。なのに,こんな時間に起きてしまうというテイタラク。慌ててコーヒーとスープ,冷凍ナンピザやもちもちパンなどの簡単朝食を作り,朝の特撮番組の録画を予約。洗濯は間に合わないので,とりあえず洗濯機を回しっぱなしにして8時前には家を出た。
私が末端世話役を引き受けていることもあって,子供の世話係として夫も参加。一家全員で車に乗り込み,何とか集合時間の10分前には科学館に到着した。実は今回,直前になってプラネタリウムの時間やら工作の参加可能人数など,計画を根底から揺るがすような変更が発生。にもかかわらず,学校イベントが目白押しで打ち合わせをする時間が確保できず。担当者が当日の30分前に集合して,その場で調整をすることになった。しかもこんな状況で,担当のひとりK先生が当日欠席? ほとんどパニパニ状態だったが,もうひとりの担当T先生が欠席したK先生の分も走り回ってくれたお陰で大きなトラブルもなく,どうにかこうにか開会まで漕ぎつけた。
科学館に来るのはこれで3回目だが,ここでプラネタリウムを見たのは初めて。が,何と内容はスペースデブリを扱ったアニメなのであった。子供にはウケていたようだし,確かに宇宙的環境問題を考えることができる良い話だけど,最新の天体ニュースを教わったりゆっくり星を眺めたりするのを期待していただけにややガックリ。
とはいえ展示室では,アイボのコーナー,風力忍耐ゲーム(?),早押しゲーム等々,新しいコーナーが作られていて,新鮮に楽しめた。定期的に内容の見直しがなされているのだろうか!? 科学館といえば,大阪四つ橋の超レトロな旧電気科学館がまず浮かんでしまう者としては,こういう新しい工夫が凝らされた仕掛けが次々と登場するなんて,心底感心する。が,子供らはふーんとクールに受け止めていて,妙に悔しい。夫も知恵の輪全制覇に賭けるなど,それなりに楽しんでいたようである。
最後に工作コーナーで,スーパーボールロケットなるものを製作。チビボールをバトミントンシャトル状の発射台に載せて真っ直ぐ落とすと,上のボールがロケットのように飛び出す仕組み。そう難しくはなくても作る上でちょっとしたテクニックが必要だったり,単純でも子供がハマるオモチャを作らせるツボを押さえているのは流石であった。
12時過ぎに全員集合し,各学校ごとに感想を発表して無事終了。始まる前はどうなることやら心配山積だったが,計画自体に余裕があったのと参加者や科学館の担当者がこういうイベントに慣れていたのが幸いしたのかも。。
帰りに上田の天下一品に寄って,数年ぶりに夫婦でこってりラーメンを堪能。子供たちは天一デビューである。息子はあっさりラーメン,娘はチャーハンを注文した。よほど美味かったのか,二人とも無言で食いに専念。息子がラーメンの汁を最後まで飲んだのは初めてだ。セットメニューの充実ぶりは,盛岡オリジナルなのかそれとも全国的な取り組みなのかが気にかかる。次回京都に帰省した際には,必ずチェックしておきたいと思う。