シャーロットのおくりもの

Charlotte's Web (Trophy Newbery)
快晴。朝食のトマトリゾットをいただいた後、息子が翻訳を、私が原書を読んでいた"Charlotte's Web"を見に行くことになった。が、夫と娘は字幕嫌いで、息子と私はオリジナル音声重視派。洋画を見るときは同じ映画でも吹替組と字幕組に分かれるくらい徹底している。だが今回は残念ながら、吹替版と字幕版の上映時間がうまく重なってない。で、喧々諤々の末、かつて期待していたディ○ニーの「チ○ンリトル」を見に行って思いっきりコケて以来、映画嫌いになりかかっていた娘に合わせて、全員で吹替版の「シャーロットのおくりもの」を見ることに決定υυ
ダイエー跡地のMOSSに入ったシネコン、フォーラムへ。冬休み中の昼間という時間帯にもかかわらず、客は自分たちを入れて4組、しかも子連れは我が家のみという寂しさ。けれど、映画の方は二重丸だった。動物はほとんどCGなのだろうけど、実写の人間との絡みにほとんど違和感がないし、家畜たちのユーモラスなやり取りがとにかく面白い。その辺はきっと英語のオリジナル音声の方が楽しめるのかもしれないが、千原兄弟の関西弁カラスなんかは吹替えならでの面白さがあったので、まぁいいかというところ。吹替えで外国の映像作品を見たのは久しぶりだったけれど、そう毛嫌いするものでもないかなぁと。。
テーマの友情も、豚と蜘蛛という、おおよそ子どもたちに人気がありそうにない動物のものだったためか、変なわざとらしさが少なくて、甘々の友情ものを見ると背筋がぞわぞわするという我が家の娘でもOKだったようだ。確かに、おどろおどろしい燻製小屋の存在や春生まれの豚が雪を見れることはないといった農場の現実と、そこで生きるしかない動物たちの生活の中で醸し出される醒めたユーモアなんかは、大人が見てもなかなかのものだと思う。DVDが出たら、オリジナル音声で見直したい。
帰宅後、子どもたちはお祖父ちゃんから届いたお年玉を握り締め、ガンダムSEEDのプレステソフト、「連合VSザフトⅡ」を買いにトイザらスへ直行。その間、大人組は生協で年末年始の食材買出し。年越し蕎麦は鴨せいろにしたかったのだが、鳥インフルエンザの影響か鴨肉が手に入らず、鶏せいろで妥協。夜はK1を見たり、子どもたちが連ザⅡをやったりする中、ケンブリッジの参考書と格闘しつつ年越し。