おさかな館&宇和島城

宇和島城(ベタですみません)

行きは西予宇和まで完成した松山道を使って宇和島へ。所要時間は2時間ほど。そこからさらに20分ほどかけて、おさかな館のある松野町へ。道の駅に併設された水族館ということで、実はそれほど期待していなかったのだけど(すみません)、日本を代表する清流、四万十川隣接だけあって川魚の充実ぶりがすごかった・・・まさに我が家のツボでした(笑)。
とにかく川魚が大きいです。中でも館が繁殖活動に携わっているアカメに注目。目を光らせながらのったり動く姿は、まさに怪魚(夢に見そう)。体験コーナーも、他の水族館ではヒトデなどの海の生き物が一般的でしょうが、ここはやはり川魚です。うちの子供たちはウナギを掴むのに必死になってました(中学生の息子、大丈夫かυ)。その他、金魚やアマゾン巨大魚群の大型ドーム水槽といった押さえどころもちゃんとあって、我が家のような川魚・両生類オタク以外の方でもしっかり楽しめると思います。出口には例によってお土産コーナーがあるのですが、アカメのキーホルダーやチビ真珠のストラップなど、オリジナル土産が比較的買いやすい値段で売られていて良かったです。ハイ、アカメのキーホルダー(420円)は夫がしっかり買っておりましたυ
その後、道の駅のレストランで食事をしようと思ったのですが、満席だったので宇和島まで戻って駅前ホテルのレストランでお昼に。ホテルのレストランにしてはお手ごろかつサラダバイキングつき☆ ちゃんと手を掛けて作っているのがわかるお味で、好感が持てました。駅前広場には古い機関車や大きな牛の銅像があって、まさに観光地!という感じです。脇の川は水が少なく淀んでちょっと臭ったのですが、その淀み具合にそぐわなない立派な錦鯉がうじゃうじゃ。それにしても椰子並木です。以前住んでいた宮崎市を彷彿させます・・・ここは瀬戸内じゃなくて南国なんですね(しみじみ)。
そこから宇和島城へ。入り口がよくわからないまま上り立ち門というところから入ってしまったのですが、なかなか階段が急で大変でした。お城は小ぢんまりしているものの、古いものがそのまま残っているらしく、趣があります。天守閣に入ると、真ん中にどーんと階段のある大部屋があり、そのまわりをぐるりと廊下が囲んでいるような感じ。いたってシンプル。廊下に全国のお城の写真が飾ってあるので、子どもたちはそれらをつらつら眺めながら、どれが好きかとかどの城が侵入しやすそうか(今、忍者のゲームに凝っていますυ)といった話題で盛り上がっていました。ド派手〜な大阪城を見て育った私は、どうやら逆にこういうシンプル系の城に弱いようです;;
帰りは一般道を通って松山へ。1時間ほど余計に掛かったが、2000円ほど節約できました。途中、大洲城もチェック。このお城も川沿いに聳える姿がカッコよかったです。さすがに外から見るだけで済ませてしまったのですが、いずれ必ず天守閣に上ってみたいです(城マニアになりそう)。
南予は人も街ものんびりゆったりしていて、すごく気に入ってしまいました。良くも悪くも松山は人が多すぎるようで・・・30万都市の盛岡から50万都市に移ったギャップのためか、どうも日常、自動車や原付の荒々しい運転ぶりにぐったり疲れることが多くて・・・そう、歩行者に構わず全力疾走の自転車軍団も怖いんですよね(自分も気をつけなくっちゃ)。もう身体がすっかり30万都市仕様になってしまったのかしら? とにかく南予には癒されました・・・次回は闘牛を見に行きたいです☆