Spider-Man 3

息子と一緒に、「スパイダーマン3」を観て来た。市内の上映館は大街道と衣山の二箇所だが、映画の間、娘と総合公園に行く予定の夫が私たちを映画館まで送迎する利便性を考えた結果、今回は衣山に。いわゆる郊外型のシネコンなのだろうが、映画館以外に大型書店や飲食施設がたくさん集まっているし、駐車場も広くて無料。その上、街中からそう遠くなくて混み具合はほどほど。スクリーン数が大街道より多いだけに、ミニシアター系の映画がこちらで上映される可能性も大。ということで、これからもこちらの方を利用する機会が多くなりそうである。
9時50分開演の30分前に到着し、まずは会員登録。登録料は1000円だが、会員同行の4人まで入場料が300円引き(小中学生は200円引き)となり、ポイントが貯まれば映画の無料券がもらえるらしい。券売所脇のスナックコーナーで朝食代わりのホットドッグやライスバーガーなどを仕入れ、入場。朝イチ上映は座席指定がないので、早々に座席を確保する。さすが旬のヒット作とだけあって、スクリーンや劇場が大きい!! も〜、都会の映画館っぽいのである。
しかし映画の方は何というか・・・「てんこ盛り」という感じ? はちゃけすぎのピーターくん・・・これも人間らしいヒーローということなのか?、汗。 まぁメイおばさんが、今回も映画のツライ部分をしっかり締めてくれていたので良かったけれど。。今まで好印象を抱けなかったMJ役の女優さんが、今回グッといい女になったなぁと感じられたのも◎。この方は歳を経られた方がいい味が出てくるタイプなのかもしれないな、なんて。ピーターの下宿先の不思議ちゃん系父娘も好き。息子はひたすらハリーの改心に感動していた。
・・とにかく、本当の悪人なんていない、ヒーローといえども完全ではない、というこのシリーズのスタンスが好きなのだ。鑑賞後、人間というものを信じたくなるし、そう思わせながらも臭くはならないサジ加減が絶妙だ。作品の出来としてはひょっとしたら二作目より落ちるのかもしれないけれど、二時間あまり楽しませてくれてありがとうと思っちゃう。第一作からずっと息子と見続けてきた特別なシリーズだけに、個人的な思い入れが強いのかも。