Douglas Coupland "Generation X" 169~211p  -6 読了

いったん全部読み終えたあと、再度ザッと最初から読み直してみた。作家との相性が悪いのか、どうも英文が頭にスッと入ってこなかったのだが、二度読みするとさすがにだいぶ理解が進んだように思う。
X世代とは、第二次大戦が終わった1945年から59年までの間に生まれたベビーブーマーの後に続く、1960~74年生まれの人たちを指すそうだ。自分がモロに属している世代だけあって、時代背景なんかには懐かしさを感じるものがある。けどまぁアメリカと日本の違いというものもあるし、同感だと感じる部分は半々くらい。そもそも世代で括られても、それだけでそれぞれの個性が全て説明できるものじゃないものね。
脚注にそれぞれの章に関連する表現が載っているのがなかなか面白くて、も一度それだけまた読み直してるくらいなんだけれど、こういう言葉って今使うとどんなもんなんだろう。例えば・・・
Mental Ground Zero: The location where one visualizes oneself during the dropping of the atomic bomb; frequently a shopping mall. 
とか。World Trade Center跡がGround Zeroと呼ばれるようになってしまった今、こういう使い方はできなくなってしまうんじゃないだろうか。個人的には、下のやつが笑えました・・・気をつけようっと。
Rebellion Postponement: The tendency in one's youth to avoid traditionally youthful activities and artistic experiences in order to obtain serious career experience. Sometimes results in the mourning for lost youth at about age thirty, followed by silly haircuts and expensive joke-inducing wardrobes.