県立図書館へ

お堀端

先日読んでた"The Giver"の翻訳本を借りるため、県立図書館へ行ってきた(市立図書館は所蔵していないため)。
路面電車とお堀の間の道を自転車で走っていると、ホントにのんびりしていていいところやなぁとしみじみ感じる。図書館のあるお堀端では鷺やら白鳥、鴨といった鳥たちが気持ち良さそうに泳いでいて、思わず携帯でパチリとやった。昨日県内シイタケ栽培者の表彰式が行われていたという市民会館の脇を過ぎると、ばーんと立派な美術館が見えてきた。智内兄弟展が開催中だが、ミーハー美術ファンの私には今ヒトツそそられないので通り過ぎ、奥まったところにある図書館に入る・・・といっても図書館部分は1~3階だけで、4~5階は博物館である。外見内装ともに地味な印象で、え、これだけ?とビックリするくらい開架本棚が少ない。ほとんどの本は書庫に入っているそうなので、あれこれ本を眺めながら読みたい本を探すというより、館内のパソコンで検索して必要な本を借りるという感じ。さっそく3階の貸し出しカウンターで新規利用カードの申し込みをし、お目当ての本を書庫から出してもらった。
あっという間に用事が済んだので少し周りを廻ってみると、雑誌や新聞コーナーなどはオジサンたちでなかなか盛況であった。自習室があるので受験生には便利そうだし、子どものコーナーなんかもある。しかし洋書はほとんどないし、絵本を卒業した我が家の子どもらを連れて行くのには、開架図書の多い市立図書館の方が良さそうだ。市立にない本を借りるといった感じで、補完的に利用するといいかなぁ。