電子辞書チェック

10数年ぶりにI大に行ってきた。目的は大学生協でしか取り扱われていないというSIIの電子辞書、SL9900のチェックだ。が、すごい日差しで肌はジリジリ焼けるは頭はふらふらするは。どうもまだ体感温度が盛岡基準のままらしい。しかも大学内には至るところに自転車整理のバイト学生(?)が点在し、ここでは自転車に乗ってはいけませんだの、駐輪はこちらにしてくださいだのと厳しい雰囲気である。のんびりムードが売りのような国立大までこうとは、どうにも世知辛い世の中になったものだ。ま、生協やサイクリング部部室周辺はほとんど以前と変わりがなくて安心したけれども。
で、SL9900。生協内に実物が置かれていたのでしばらく触らせてもらったのだが、・・・まず第一印象が白くてチープっぽい(ごめんっ)、でもってメニューキー等が二列になったせいか、デカい!! これはもうEX-wordの大きいタイプと同じくらい。とはいえ、その分画面も大きくなっている点は◎。カイテキーは入力したときの感触がスムーズだ。手持ちのSR-T6700では、押すとギシッというような感触のキーがいくつかあったけれど、そういうのが改善されたみたい。起動速度はSR-E8500と同じくらい。一瞬待つが、その間のキー入力もちゃんと入るのであまりストレスはなさそう。ただ相変わらず一括検索時の文字サイズが最小にならない点や、貴重なメニューキーのひとつがTOEICコンテンツになってるのがちょっと嫌(ごめんっ)。コンテンツは市販のSR-E8600と比べて、ジーニアス和英→新和英大辞典、明鏡国語辞典→類語例解辞典、とっさのひとこと・やさしいビジネス英語実用フレーズ→TOEFLボキャブラリ・カタカナで引くスペリング辞典、が違うかな(見落としあるかも)。音声は手前にスピーカーを設置したおかげか、SR-E8500よりクリア。けど、ジーニアス英和とTOEIC等学習コンテンツのネイティブ音声のみで、EX-wordのようなTTS音声がないのは以前と同様。
体調が悪くあまり粘れなかったので、これくらいしかチェックできなかった。まぁ確かにカイテキーや新和英大辞典、リーダーズの訳語引きなどは魅力的だったが、まだしばらくは手持ちの辞書でいいかと思った次第。