週間ST/The Economist

目下、サンフランシスコはカウンターカルチャー真っ盛りの1960年代的ムードが満開の様子。1967年。南部にはまだ差別主義がはびこり、デトロイトニューアークでは黒人暴動が起こっていた。が、当時大変なものだと言われていた連邦予算の赤字は、GDPに占める割合で考えると今の方が大きいし、当時、ベトナム派兵反対の割合が47%だったのに対し、イラク派兵反対の割合は57%だという。もっとも、黒人の大統領を受け入れられると考える人の割合は同年の53%から94%と大幅増、女性大統領に対する受容割合も57%から90%に向上しているわけだが・・・ま、いろいろ問題はあれど、世の中いい方向に変わってきていると信じたいところだ。