Edward Rutherfurd "London" 852~878p -20

(15)Gin Lane 1750: ハノーファー選帝侯の世?この辺になると世界史でもあやふやで怪しい。コックニー(Cockney)という言葉が取りざたされるようになったのも、この頃のことらしい。
ウィリアムがオランダからもたらした安価な蒸留アルコール、ジンが低所得者層に浸透。コックニーの奥様方がアルコール依存症になったり、子ども達は子どもの頃からじゃんじゃんタバコを吸ってたり。オリバー・ツイストが連れて行かれた下町世界っぽい。
コックニー押韻スラング(Cockney Rhyming Slang)--奥様は"Trouble and Strife"、ジンは"Needle and Pin"--なんかをつらつら眺めているうちに、英会話スクールのアメリカ人講師の英語がわかりにくかったのは、ケイジャン地方の訛かなんかがあったからかなぁとふと思った。