September-4

予定時間の五分前に顔を出したのだが誰も来ておらず。前回トライアルで入られたRさんは、まだ入学検討中らしい。なので、しばらくは担任のM先生と二人で雑談することに。なぜJR松山駅はこんなに寂しいのか、なぜ四国じゃJRがあまり利用されないのかといった話などぼそぼそと。
その後Y子さんがいらっしゃって、お彼岸(Autumn Equinox)の話に。日本の風習について話し合ったのだが、団子の説明はちょっと難しかった。さらにT子さんがいつものように遅れて登場し、現状メンバーが揃ったところで、先生は明らかに先週の課題に話を持って行きたがっている様子なのだが、なぜかメンバー二人が先生自身に話を振りたがる。課題を与えられて発表し合うような授業の進め方が、あまり好きでないのだろうか。メンバーになられて長い方々だけに、先生が変わるたび、そうやって自分たちのやってもらいたいやり方になるよう誘導されてきたのかもしれない(新参者にはよくわからぬ)。
が、M先生はアメリカ人としては珍しく、あまり自分のことを話そうとはせず、T子さんの質問にいくつか答えただけで、さっくり課題の発表に。T子さんは以前行かれたニューオリンズのことを口頭で紹介。実際に行ったことのある街だけに、話に膨らみがあって面白かった。が、私は課題をどう勘違いしたのか、自分が行ってみたい街についてしか考えてきておらず、彼女が話している最中、さてどうしようと焦るばかりであった。
いよいよ自分の番になって、エイッもうしょうがないやっと勘違いしていたことを説明し、とにかく予め考えていたプランについて話してしまった。行きたい旅行先は、アウシュビッツ。理由は三つほど整理していたのだが、課題を勘違いして動揺気味だったこともあって、いちばん単純な理由でお茶を濁す(ダメぽ)。引き続き、実際に松山から現地までの旅行プランについて話したのだが、あくまでプランなのであまり面白い話にはできないのが哀しい・・・それでもまぁ、M先生自身がプラハに一年近く滞在していたこともあって、話のネタにはなったのでよかった。
しかし。話の途中、今回もトライアル・・・というか見学の方がいらっしゃることに。なんと、六年間のアメリカ留学から帰国されたばかりのバリバリの方だという。そんなバリバリの方が、どうしてよりによって私の話の最中に・・・||orz。彼女の流暢な自己紹介のあと、また自分が元の話を続けなくっちゃならないプレッシャーときたら・・・もう。ハイ。開き直って、拙い英語を話し続けましたとも(厚顔)。何とか話を終え、Y子さんに順番を引き継いだ時には、頭も心も真っ白け。
授業後しばらく、そのNさんも交えて雑談に。大学卒業後、東京で働いていたそうだが、その間、仕事で必要な英語力のなさを痛感して単身アメリカに行かれたのだと。当時はまったく英語が話せない状態だったというが、語学学校からはじめて修士課程までしっかり取られたというから、すごい方である。今は就職活動中だというが、まったく英語を使わない生活に不安を覚えて、とりあえず語学スクール入学を検討しているのだとか。
・・・なんでそんな方がintermediateのクラスなんかに来るんじゃー?? あぅ。きっと、たまたま覗いてみただけだろうなとは思うのだが、T子さんが「あなたが入ってくれるとレベルが上がって嬉しいわぁ」と携帯番号を聞きつけ、「入る入らないは別にしてまたお話しようよ」と次の約束まで取り付けているのにびっくりした・・・さすが地元で長年女手一つで経営者としてやってきた方でいらっしゃる。曰く、「出会いのチャンスは逃さない」。と、今日出会ったばかりNさんだけでなく、今まで知っているつもりだったT子さんの新たな一面なども垣間見て、なんだか感動した。
ま、私も自分なりに頑張ろう。。。