家族で漢検

漢検会場。

受けてきました。2級は朝10時から。その後も8級を受ける娘と4級の息子の付き添いで、一日中、会場の大学と自宅の間を行ったり来たり。
受験者の数は、標準的日本人の漢字能力上、ベンチマークになる2級がいちばん多かったようです。受験者層は一般の方&大学生といったところ。解答用紙には予め名前や生年月日が記入されてあるし、問題の持ち帰りもOK。その上、お帰りの際には解答速報のお土産つきと、至れり尽くせり。TOEICなどより「学習」的な意味合いが大きいのかもしれません。年配者も少なくなく、気さくな試験という印象です。
心配だった娘の受験も、試験説明開始前なら教室内まで親が入って着席を確認してやっていいとのことで、安心しました。周りを見ると娘よりずっと小さい子もちらほら。公文で先に学習を進めているお子さんなどが、頑張って先取り受験をしているのかもしれません。ただ大講義室での受験とあって、机の大きさが身体に合わず大変そうでした。その辺は、主催者側がもう少し配慮してくれたらいいのになぁと感じました。
息子の方は3度目の受験なのですが、今までは慣れ親しんだ塾や学校内での受験。今回は初めて大学で受けるとあって、「それなりに緊張する」というので、いちおう付き添ってやりました。学校の制服でまとまって受験している中学生たちも、ちらほら。確かにこれは結構プレッシャーだったかも。
ところでその時間は準1級と4、6級という組み合わせだったのですけど、ひとり目立つ外国の方がいらっしゃって、その人が何級を受けているのかすごく気になってしまいました。もし彼が準1級を受験されているのなら、日本人として私も準1に挑戦すべきじゃないかとか・・・もともと漢検は2級で十分だと思ってたくせに、変な対抗意識ですよね。我ながら困ったもんです*1
と、受験会場は同じだったものの、見事に3人の受験時間がばらばらで、最後に息子の試験が終わった4時半にはヘロヘロに。待ち時間は構内のベンチで読書をしていたのですが、季節外れの蚊に刺された上、すっかりお尻が痛くなってしまいました。まぁ、初めての「家族で漢検」ということで、楽しかったんですけれども(笑)。
さて、2級自己採点の結果はというと、なんとか合格圏内でしたが、試験は水物ですし、ハネやハライを細かくチェックされて不合格とかいう可能性も無きにしも非ず。どきどきです。

*1:後で息子に確かめたら、やはり準1級を受験されていたようです。すごい!!