December-2

女性メンバー6人のレッスン。30代と思しきアメリカ人男性のM先生は日ごろからこのいびつな男女比に怯え気味のようで、「Aさんは来ないのかなあ」と先々週入校された男性メンバーAさんの動向を何度も気にしていたが、結局見えられずお気の毒である。しかし日中のレッスンとなると、どうしてもこういう男女比になりがちなんだよね。盛岡のスクールではこういう時間帯でも男の学生さんなんかがちらほら見えていたが、ここはなぜか学生率が低い。受付は強面の中年女性の方だし、教室内はラウンジも含めてすべて英語でやり取りするというルールだから、英会話に慣れていない学生さんとかにはちょっと敷居が高いのかもしれない。優しげなお姉さんが日本語で話しかけてくれる、全国チェーンのGやAの方がどう考えても入りやすそうだよな、確かに。。
今回のレッスンも、山の間伐材撤去作業でヘロヘロというK子さんのお話や松山ギフトの定番、蒲鉾の話題など、いつものように雑談中心。途中、切りのいいところで、それぞれが話す英語の中から先生が気に掛かった表現ミスを後で説明してくれるというような感じ。その後は、以前渡されていたカーソン女史に関する記事を元に討論。彼女に関する肯定的・否定的・中間的な意見が示され、それぞれ理由を述べて自分が支持する意見を検討しあった。環境問題に関心を持つK子さんとRちゃん、フィールドワークで世界中を飛び回るY子さんが、それぞれ肯定・否定派にわかれ、私と先生はニュートラルな立場。それなりに喧々諤々と。かなり専門的な話が飛び交うのだけれど、根拠のない思い込みや勘違いも少なくなくて、それをその場で検討しなくちゃならないのはなかなかタフだった。
しかしこの手の話になると、どうしてもこういった分野にあまり関心を持っていらっしゃらないT子さんやU子さんが引き気味になってしまうようだ。それでもT子さんはまだ自分の意見が言える場面で積極的に話そうとされるが、U子さんは先週、先々週とほとんど話されておらず、レッスン後に先生が見かねて"How are you?"とか話しかけてるくらい。やっぱり人数が多すぎるんじゃないだろうか。時間と人数を半分に分けた方がひとりが話せる時間は増えるのかもしれない。