マンション事変

急転直下。
お昼すぎ、ペーパーバックを読みながらウトウトしてたら、夫から電話が入り、いきなり「今のマンションは、自分が転勤になると、たとえ全額家賃を自己負担しても住み続けることができないことが発覚した*1。一昨日見に行ったマンションを申し込もう」という。
半分眠りかけていただけに、夢かと思った。開口一番、「昨日は悪かった」と謝ってくれたのが嬉しかったが、あまりの変化に何か悪い霊でも憑依したのかと思ったくらいだ。
ひと呼吸おいて、頭を一寸整理してから販売センターに問い合わすと、昨日一日連絡を取らなかったのが仇となったか、目をつけていた最上階の西南部屋には既に申し込みが入り、低層階の2戸しか残ってないという。ただ、物件の性質上、業者としては早急かつ確実に購入する客を押さえていきたいようで、夜までに現申込者のローン状況に最終チェックをかけるから、それまで待ってくれと。今の時点で、中層階の西南がキャンセルになる可能性が高そうだ、とかなんとか。
とにかく、結果を持って夕方来てくれるというので、自宅でどきどきしながら待ってたら、妙にニコヤカな担当者が「最上階の東南にキャンセルが出たんです」だって。どひゃ。
正直、私は間取りと立地が良ければ、景色や日当たりなんてどうでもよく、むしろ200万円の価格差や照明カーテン等がつかないことなんかが気にかかったが、高層階はもうダメかと諦めかかっていた男連があまりに大喜びなので、その物件を申し込むことに決定してしまった。不動産を買うときはある程度勢いがいるのかもしれないけど、なんかなあ。。いいのか、こんなんで?
そうと決まれば、あとは資金や今後のスケジュールなどの確認などもろもろ。今の住宅とそれほど離れておらず、学区は変わるが隣なので、息子は越境手続きをして自転車通学し、娘だけ転校ということになる。なので、引っ越しは娘の学校生活にできるだけ影響しないよう、夏休み期間中に。
あとひと月あまり。忙しくなりそうだ。

*1:つまり、夫に転勤辞令が出ると同時に10キロ以上離れた場所にある社宅に引っ越さなくてはならず(一応、育児優遇措置で住まわせてもらうという扱い)、その1年後には自分で住宅を探してきてまた引っ越ししなくちゃならない(もちろん今度は全額自己負担)。息子は高校生になるので問題ないが、娘は小学校を2回転校することとなる。もちろん、転勤辞令と同時に自分で住宅を借りてもいいのだけど……3年間で約400万円の家賃負担をどう考えるかというところ