ブーリン家の姉妹
と、くよくよ悩んでいてもしょうがないので、レディースデーだし映画に行ってきます。
・・・6時45分からという微妙な時間にもかかわらず、なかなかの入り。会社帰りの女性が多かったようだ。
映画で描かれている世界は、学校で習う英国史でいうところの、ヘンリー8世とキャサリン・オブ・アラゴンとの離婚、英国国教会の誕生、アン・ブーリンとの再婚といったあたり。男児に恵まれないヘンリー8世に美しい娘たちをあてがって出世を狙う一族の野望と、ブーリン姉妹と王との絡みに焦点が当てられている。
アン・ブーリンは知っていたが、彼女の妹(実際は姉)メアリーが先に王に見初められ、男児まで産んでいたとは知らなかった*1。たとえ男児を産んでも、私生児だと後継ぎになれないし、王の愛情が無くなると子供ともども放り出されてしまうという。
とかなんとか、教科書では2~3行で終わってしまう英国の宗教改革周辺の歴史*2。ヘタなドラマなどよりよっぽどドラマチックな歴史が、豪華なキャストでたっぷり堪能できる。アン役のナタリー・ポートマン(「スターウォーズ」のアナキンの妻、パドメの役の人)に、メアリー役のスカーレット・ヨハンソン(「真珠の耳飾りの少女」のメイド役の人)、ヘンリー8世役のエリック・バナ(超人ハルク役の人)といった主要登場人物だけでお腹が一杯になりそうだが、脇のキャストも上手かった。
あ〜、映画観て満足ーーって感じ。
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