医療従事者向けの電子辞書

引き続き電子辞書を検討中。
目下、第一候補はダントツでSIIのSR-A10000なのだが、看護系には医学書院のIS-N3000がいいという情報を得たので、購入前に実物を見比べてみたくなった。
医療従事者向けの電子辞書は、家電量販店ではなく専門書店に置かれているそうだ。ネットで検索してみると、なんと何度も前を通りすぎたことがある、一見何てことはない地元系書店の2階が医学系の専門書店なのだという。
奥の階段を上っていくと・・・今まで中身を確認せずにアマゾンで購入してきた専門書があるわあるわ。「紀伊國屋書店になければ地元にはない」と思いこんでいた浅はかさよ・・・目的の電子辞書もばっちり。

看護医学電子辞書3 IS-N3000

看護医学電子辞書3 IS-N3000

まずはIS-N3000をチェック。タッチペンとストロークの浅いキーボード・・・完璧にカシオ機だ。それだけで購入意欲が退けちゃうかも・・・しかも49500円と結構なお値段(今までの電子辞書の!)。
看護大事典、看護・医学事典、臨床検査データブック、カルテ用語集、NANDA-I看護診断あたりがオリジナル。治療薬マニュアルはSR-A10000と同じ。英和がジーニアス大英和とポケット医学英和辞典だけっつのは、英語屋志向が燻ってると、ちと涙かも。。

・・・せめて、せめて匿体がSIIならっ。


看護系の辞書類は、入学後に必要に応じて書籍で揃えていけばいいと割り切ることにする(カイテキーと心中)。


アマゾンポイント分を差し引くと、IS-N3000(こっちはポイントがつかない)とは1万円ちょっとの価格差。しかし、専門書以外のコンテンツや匿体の差は、1万円以上のものがあると思う。
手持ちのSL9900でモッサリしてると感じていた一括検索のフォントは改善されている。アマゾンレビューで指摘されていた、一括和英検索でステッドマンが引けない前機種の問題も解決されているようだ。ジャンプでもプレビューされるのにびっくり。レスポンスはSL9900やIS-N3000と同じくらいか若干速めかも。とにかく画面の文字がくっきりしていて見やすい。
Oxford American Dictionary、ブリタニカ、広辞苑第六版あたりは他の英語系電子辞書とも被らない。英文書くときはSL9900、医学書読むときはA10000、独仏確認したいときはGT9300って感じ(でもって、コウビルドやコーパスを確認したいときはT6700か)。
看護の勉強や仕事に直接役立つかどうかはわからないけど、自分の勉強のためにこちらを購入することにした。