student apathy

student apathyというものを精神看護学で学んだのだが、授業感想で10代から20代前半の少なくないクラスメートがそういった状態に陥ってるということが明らかになった。
確かに、「授業が難しすぎる」「わけがわからん」とか言いながら、授業の最中にDSや携帯を弄ったり、翌日提出の課題を隠れてやるとかいう非効率なことをやってる姿が教室のあちこちで目立つようになってきた。
実際のところ、講義は高校大学で生物や化学を学んできてそこそこ基礎知識があるはずの私のようなものでも、集中して聴いてないと難しいし、予習か復習のどちらかは欠かせない。高校では文系を選択し、生物や化学をほとんど勉強してないような状態でこういう講義を理解しろというのは酷なのかもしれない。そんな状態なのに、とにかく授業に出なきゃ試験も受けられないのでその場にいるとしたら、、確かに学校で過ごしている時間は虚しくもなるのだろう。
そういう気持ちは、大学入学当初なぜか物理系に放り込まれてしまった過去があるだけに、非常によくわかる。しかし、職種が選択できる大学と違って、ここは仕事がほぼ定まっている学校なのだ。講義はほとんどが確実に必要になるものばかり。自分の将来のことを考えるとここで踏ん張らないとマズイよね。。
どうしていいのかわからないからとりあえず逃避? あるいは、技術系の講義だと比較的基礎がなくても結果が出せるので、せめてそちらだけでも頑張る、とか。でも、そいういったことを考える間もなくカリキュラムと試験に追い立てられるのが現実。そもそも生物化学の知識を問わず、推薦で学生を入学させてる学校にも問題があるのかな・・・。