CCUナースの話

今日はCCUで働く認定看護師の講演を聞いた。
CCUとはcoronary care unitの略で冠疾患集中治療室と訳され、従来の集中治療室(ICU)に比べてより専門的に心筋梗塞などの冠動脈疾患による重篤な患者のケアを行うという。
CCUやICUで働いていると聞くと、医師とバリバリ渡り合うミニドクターのようなタイプをイメージしていたのだけど、今日の方は生命力が極めて低下している人にナースとしてできるケアは何かということを重視しているようで、患者の状態変化を見逃さず必要なケアを的確に行うには、まずは解剖生理やフィジカルアセスメントといったナースの基本となる知識や技を徹底的に身につけることが必要だと何度も強調されていた。
・・・このところちょっと気持ちが萎え気味だったのだが、少しやる気が回復できたような気がする。高校生の息子も、自分が目指す職業に就いている人の話を聞く機会が持てたら、勉強のやる気が出るのかも・・・。