看護学校での英語総括

何とか最終試験のシットコム発表を無事終えた。以下、授業を終えて感じたこともろもろ。
看護学校での英語講義の目的は、

  1. 病院に外国人が来たとき、ある程度スムーズに応対できるだけの基礎力をつける
  2. 臨床に出てからのステップアップに英語力が必要であること認識し、それぞれの夢に必要な英語力を身につけていくための一歩を踏み出す

といったことだろうが、これらは概ねクリアできていた。当初懸念された問題として

  • 学生の英語力の差が大きすぎる

ということがあったが、そのあたりは

  • 発信型英語中心で進める

ことで差が出にくくなっていた。
英語が少々できるといっても、日本人なら得意なのはたいてい受信型英語だ。発信型英語には多少なりとも苦手意識があるだけに、学ぶべきことはそれぞれのレベルなりに少なくなかったと思われる。
中学レベルの文法力で理解できる定型文と医療英単語の徹底が中心だったので、相当低いスタート地点からでも本人がやる気にさえなれば何とか追いつける、といった点も全体のモチベーションアップにつながっていたようだ。
個人的にはネイティブレッスンに慣れていただけに、普段の授業が先生がわかりやすく大げさにゆっくりと話す英語で行われるのに、違和感を覚えたり退屈したりすることもあったが、最終試験のシットコム発表は勉強になった。
何より人前でウケを狙って英語を話すというのは、緊張すると頭が真っ白になるという自分の弱点克服に役立ったように思う・・・しかしこれって英語力の向上とはあまりつながらないか(ノ´∀`*)