県立科学館+α

県立科学館のプラネタリウムが直径30メートルという世界最大のドームにリニューアルされたというので、早速行ってきた。

真ん中にある地球儀みたいなのが、ハイブリッド投影機。大阪の科学館にあったカール・ツァイスなんかより、ずいぶんちんまりしてる。こんなに小さな投影機でこの大きなドームの天空を賄えてしまうなんて、大したもんだ。
天空はもう、大きすぎて酔いそうほどの迫力。ただ、リクライニングの加減に限界があって、北天の星などはのけ反らないと確認できず、45分のプログラム終了後は首が痛くなってしまった(熱心に見すぎだって)。床に寝っ転がって見させてくれるといいのに(笑
初めの10分ほどは春の星座の話で、後半のプログラムは上映時間によって2つあるうちから1つを選べる。あまり深く考えずすぐ見られるほうを選んだのだが、リアリストな娘にファンタジーは少し退屈だったようで、「星座や星の話だけをもっと見たかった」とか言われてしまった。ちょっと失敗;;
展示のほうも、城山公園にあった旧県立博物館のはく製などが大量に持ってこられて、リニューアルされていた。

仮設の展示台に置かれたアデリーペンギンくん。早く予算がつくといいね(笑


この辺は変わりなし。

科学館に行くと、なぜだかしばらく夫が宇宙論の本を買うようになる(笑


帰り道、いつも食べてる卵の生産団地の前を通ったので、夫に無理を言って近くまで寄ってもらった。

既に30〜40年は経過してそうな大規模生産団地の一角。電柱なんかにも歳月の重みがある。周囲はコッコッコケーッという鳴き声で溢れかえり、中は鶏さんたちでぎっしり。日本の食卓を支える「安くておいしい卵」を作り続けてきた生産基地の姿。なかなか感慨深いものがあった。