しんみり


息子を整形外科に連れていく途中、リニューアルされたばかりのお城公園で、馬と遭遇。
ちびっこの乗馬体験イベントが催されていた。懐かしくてつい、息子に「乗せてもらう?」と訊いてしまったのだが、「高校生はもう『ちびっこ』じゃないでしょ?」と。確かに。最後に馬に乗せてもらった時からもう4〜5年は経っていて、今や娘が当時の息子の年齢を超えようとしている・・・月日が経つのは早い。ちびっこの旬もあっという間だ。



結婚して以来、転勤はずっと春だった。それだけに、桜を見るたび家族で数年を過ごした街を離れて新しい街に行くというしんみりした気持ちが自然と思いだされてしまう。
四国に来てから既に丸3年。通常の転勤パターンからすると、この春は転勤するべき年だった。ありがたくも異動がなかったのは、家を購入したことへの温情措置なんだろうか? わからない。わかっているのは、次の転勤では今の家族が全員で動くことはないということ・・・家族って、なんか自分が考えていたよりずっと儚いものなのかもしれない。