ル・コルビュジェ展

昨日、思いのほか勉強が進んだので、県立美術館で開催されているル・コルビュジェ展に行ってきた。

コルビュジェさんの建物は国立西洋美術館で馴染んでるつもりだったけど、ほかの作品というとサヴォワ邸くらいしか知らなくて、集合住宅や都市計画に関する展示が多かったのは意外だった(めっちゃ無知;;)。
今までずっと彼が設計した個人住宅や家具はモダンでかっこいいと思ってたけど、都市計画となると、下町育ちの私には人工的すぎるというかなんというか・・・どうもそこでの生活がうまく想像できないようだ。以前、友達と六本木のARKヒルズに行って思いっきりめまいを起こして吐きそうになったことがあるくらいだし、大規模集合住宅というものがあまり体質に合わないのかもしれない。
それとあと、全部じゃないけど、彼が設計した修道院やプール付き住宅とかで、すでにコンクリ壁が黒ずみ、屋上や水の入ってないプールに雑草が茂って廃墟感が漂っている写真があって、それがなんとも怖かった。コンクリート打ちっぱなしとかガラスが多用された建物を美しい状態で維持するのは難しいのかな。。西洋美術館があんなにきれいな状態で維持されてるのが、逆説的にすごいと感じられてしまうくらいww
以上、都市計画系は個人的にちょっと・・・だったけど、直角の詩をはじめとする絵画や自宅の書斎などのインテリアデザインとか家具はとてもよかった。目とこころの保養になったなあ。
・・・また明日から一週間、がんばろうっと♪