ちょこっとさびしい運動会

娘の運動会に行ってきた。
今年は運動会の係を引き受けているので、お弁当と朝食を作ってから子どもたちより早く出て、事前準備をしなくてはならない。「忘れ物ないようにね〜」と叫びながら家を出て、あとは祈るのみ。こういうときにいつも子どもたちを見てくれていた夫の存在のありがたさを実感してしまう。
朝から大変ではあったけど、一緒に係を引き受けた娘のクラスの母仲間とおしゃべりできたのは幸い。大人と話すのは久しぶり。夫が単身赴任になってから、大人と話す機会が激減。普段話すクラスメートは息子とさほど変わらないか、それなりの歳でも親ではなく娘や息子役割の人ばかり。それはそれで楽しいけれど、そればかりだとアイデンティティが歪んでくるのかもしれない。
夫不在のイタさはお弁当のときにも再認識する。娘と一緒に食べる運動会のお弁当はこれが最後だというのに、周りはほとんどが大家族で弁当を囲む一家ばかりで、どうも肩身が狭い・・・こういう生活を送っていて大丈夫なんだろうかとか、夫の定年までこんな生活が続くんだろうかといった不安までちらちら出てくる始末。
子どもにとって唯一頼りになる母がこんなこと考えてちゃいけないのにな・・・なにかエネルギーを回復させる源が必要だなあ。